交通事故の強い衝撃を受けるとバイクや自転車だけではなく車でも、骨折をしてしまうことがあります。事故の大きさによっては、入院、手術、ギプスなどが必要になることもあります。しかし、骨折でも手術をしない不全骨折(ヒビ)の場合もあります。

接骨院での骨折の施術
接骨院で骨折の施術をするには医師の同意が必要になります。手術をしたりご自身で取り外しのできないギプスで固定する骨折をされた場合は整形外科でリハビリをされた方がいいでしょう。接骨院では取り外しのできる固定具や固定する必要のない骨折は医師の同意があれば対応できます。
骨折の癒合を40%短縮できるといわれている超音波もあります。
筋力低下や可動域制限には速圧トレーニングを行っていきます。
交通事故の骨折のリハビリ

骨折をすると新しい骨が出てくるまでは安静にしていないといけません。患部を安静にしていると関節が動かなくなったり、筋力低下が起こります。骨が治ったとしても関節可動域が戻らなかったり筋力が戻らないと後遺症が残ることもあります。リハビリが重要です。リハビリも交通事故の自賠責保険で対応できます。
骨折のリハビリ期間
骨折の場合は筋力低下もありますので6か月かかることが多いです。症状によってはそれ以上になることもあります。
骨折治療で来院された方の施術例
腓骨骨折とは?

下腿部には二本の骨がありすねの外側にある骨です。この方は腓骨の近位部の不全骨折(ヒビ)です。
交通事故治療で来院された方の施術例
※施術例であり効果には個人差があります。
来院動機
交通事故で左腓骨骨折、打撲、捻挫
40代男性 接客業 豊田市在住
来院時の症状
左下腿部の腫脹、疼痛、松葉づえで来院。右踵骨打撲、右膝関節捻挫、腰痛、頚部捻挫
分析
骨折は医師の同意を得て来院。バイクでの事故の為負傷部位が多く特に骨折は痛みだけではなく筋力低下、可動域制限も改善していかなければならない。
施術内容
腓骨には超音波、捻挫打撲にはマイクロカレント、1か月は電気治療のみ、その後可動域改善、筋トレのリハビリ、週4回のペースで来院。
経過
3週間経過して疼痛軽減、腫脹あり松葉づえ歩行の右踵右膝の疼痛増
1か月経過して松葉づえなしでの歩行が可能に。腫脹有。右下肢でかばっての歩行で右下肢の疼痛、腰部の疼痛あり。患部に超音波を当てながら、速圧トレーニングを開始。
2カ月経過疼痛はかなり軽減され、通常歩行が可能に。速圧トレーニングで筋力、可動域も改善。
手術をした骨折の場合でも痛みはなくなったけど筋力が戻らない、関節可動域が戻らないという事であればご相談ください。