お子さんにこのようなことはありませんか？
- かかとが痛いと言っている
- 運動中だけかかとが痛い
- つま先で歩いている
- かかとが腫れている
シーバー病とは？
踵骨骨端症ともいわれ、かかとの骨がはがれたり、かかとの軟骨に炎症が起こったりしている状態です。スポーツをする小学生に多く、シーバー病やオスグットは成長痛と捉えられがちですが、スポーツ障害です。
シーバー病の症状
- 運動中にかかとに痛みを感じるようになる
- かかとを押すと痛みも感じる
- じっとしていても痛くなる
- かかとが痛くてつま先で歩くようになる
シーバー病の原因
１０歳前後のスポーツをよくする子供がなりやすく、かかとへの負担の積み重ねです。成長期は骨がまだ未熟なため骨や軟骨に炎症が起き痛みや腫れが出てしまいます。
アキレス腱と骨との成長の違いでアキレス腱が硬くなります。アキレス腱はかかとの骨についていて、ハードな運動で硬くなったアキレス腱を使うと、かかとの骨端核に負担がかかることでなります。
さらに、偏平足など足のアライメント異常があるとシーバー病になる可能性は高くなります。
成長痛とシーバー病の違い
成長痛は
- どこが痛いのかよくわからないことが多いです。
- 夕方から寝るまでに痛みを感じ朝になると治っていることが多い特徴があります。
- レントゲンでも異常なし
- スポーツをしていなくても
シーバー病
- かかとが痛いとわかりやすいです。
- スポーツ中や後に痛みを感じることが多い特徴があります。
- かかとの骨に異常がみられる。
- スポーツをしている子がなりやすい
当院の施術
施術メニューは対処的の場合は接骨（急性症状）、根本的の場合は猫背骨盤矯正（姿勢矯正）です。
シーバー病は、かかとへの負荷を軽減することが施術の基本になります。身体のバランスの乱れ、足部のアライメント異常の場合もありますのでご要望によって施術が変わります。
接骨の場合
患部には超音波、マイクロカレントなどの電気で炎症を抑えます。患部周りのマッサージストレッチを行います。
根本的の場合
患部には超音波、マイクロカレントなどの電気で炎症を抑えます。全身のマッサージ、猫背骨盤の矯正で体のバランスを整え、足部のアライメント矯正を行います。
シーバー病改善には
痛みの出ているところは炎症が起きていますのでスポーツ後にはアイシングを行い、炎症を抑えないといけません。練習を休むことも必要です。また、下半身のストレッチも重要です。練習の負担が蓄積し筋肉が硬くなりかかとに負担がかかり症状を出しています。シーバー病の改善、予防で大切なことは、スポーツのアフターケアです。
