- スポーツで足首をひねった
- 捻挫を繰り返している
- スポーツに早く復帰したい
- 雨が降るとうずく
- 関節が不安定
捻挫とは
スポーツだったり日常生活でバランスを崩したりひねって痛めた怪我のことを言います。靭帯を損傷している状態です。靭帯は骨と骨をつなぐ関節部分にあり本来それぞれの骨が行ってはいけない方向に行くのを防ぐ働きをしています。それが捻った時に行ってはいけない方向に外力が働き伸ばされるれてしまって痛みが出ます。衝撃が強いと靭帯が切れてしまったり靭帯の付着部の骨が骨折することもあります。
捻挫はスポーツだと膝関節捻挫や足関節捻挫が多いですが、交通事故では頸椎捻挫や腰部捻挫が良くあります。
靭帯損傷の分類
足首は前距腓靭帯が多いです。

- 1度・靭帯が少し伸びた状態。軽い痛みと腫れ。
- 2度・靭帯が部分的に断裂したいる状態。痛みと腫れも強くなる。関節の不安定感。
- 3度・靭帯が完全に切れている状態。更に痛みと腫れが強くなる。関節の不安定感も増します。
施術メニューは接骨(急性症状)です。
靭帯が切れていたり、骨折の可能性もあるので受傷後は整形外科を受診してください。痛み止めで様子をみましょうという場合や腫れもあまりなく1度の損傷であれば対応できます。
損傷部に超音波、マイクロカレントなどで損傷部の修復を行っていきます。状態によってテーピングを致します。
受傷直後はRICE処置

1.Rest(安静)
受傷直後は安静にすることが大切です。無理に競技を続けるとひどくなり復帰が遅れます。
2. Icing(冷却)
患部を氷嚢などで冷やします。肌に直接置くと凍傷になることがありますのでタオルを1枚挟んで行いましょう。腫れや内出血が抑えられます。15分~20分冷やしたら凍傷がないか確認し最低でも冷やした時間は肌を休めましょう。これを何回か繰り返します。
3. Compression(圧迫)
患部にタオルを巻いて圧迫し、その上にアイシングを行うと冷却と圧迫同時にできます。血行不良が起こる可能性があるので締めすぎないようにしましょう。肌の色が変わったりしびれが出たらすぐに中止してください。
4. Elevation(挙上)
患部を心臓より高くすることにより腫れを軽減することができます。患部に熱があったり腫れているときは続けましょう。