このようなお悩みありませんか?
- 平泳ぎで膝の内側が痛む
- しゃがむと膝が痛い
- 膝を動かすと違和感がある
- たくさん泳ぐと膝の痛みが強くなる
- 休むと楽になるが泳ぐとまた膝が痛くなる
- 整形外科で平泳ぎ膝と診断された
平泳ぎ膝とは
平泳ぎのキックで膝に負荷がかかり繰り返し泳ぎ続けると膝に炎症が起きや痛みがでる状態の事です。平泳ぎのキック動作は他の泳ぎ方と違い股関節やひざ関節を外から内側に動かすため、膝の内側に負担がかかりやすく、膝の内側の靭帯や半月板にダメージが繰り返し蓄積することで起こります。

症状とは
膝の違和感から始まり、徐々に痛みが増し、鋭い痛みが出ることもあります。うずき感や、階段の昇降、休むと楽になるけど泳ぐとまた痛くなることもあります。そのうち治るだろうと放置すると日常生活の歩行や姿勢にも影響が出る可能性があります。
原因とは
1・泳ぎ方の乱れによる膝への負担
平泳ぎのキックは膝の内側への負担はほかの泳ぎ方よりもかかりやすいです。泳げば泳ぐほど、膝に負担がかかります。しかし、すべての人がなるわけではありません。フォームがほかの人よりも負担がかかりやすくなっているかもしれません。
2・筋力不足
平泳ぎのキックを繰り返す筋力が不十分だと筋力がある選手よりも膝にに負担がかかります。水泳選手は上半身が強いイメージがありますが、実は下半身の筋力バランスが十分でない方もいます。
特に内転筋やハムストリングス、股関節周辺の筋力や柔軟性が不十分だと、ひざに過度の負荷をかける場合があります。ストレッチや補強トレーニングを怠ると、平泳ぎ膝のリスクが高まります。
3・股関節の硬さ
キックは股関節から行いますので股関節が硬いと柔らかい選手より負担がかかります。
4・アフターケア
スポーツをする上でアフターケアは大切です。練習後のストレッチ、栄養の取り方、睡眠のとり方もスポーツパフォーマンスに差が出ます。
施術について
半月板や靭帯の損傷がある場合もあるので一度整形外科で検査をお勧めします。病院ですることはなく痛み止めで様子をみましょうという事でしたら当院でも対応できます。痛みが強いときは練習を休むことも大切です。膝に熱があればアイシングをしてください。
施術メニューは対処的の場合は接骨(急性症状)、根本的の場合は猫背骨盤矯正(姿勢矯正)です。
平泳ぎ膝は、膝への負荷を軽減することが施術の基本になります。
接骨の場合
患部には超音波、マイクロカレントなどの電気で炎症を抑えます。患部周りのマッサージストレッチを行います。
根本的の場合
患部には超音波、マイクロカレントなどの電気で炎症を抑えます。全身のマッサージ、猫背骨盤の矯正で体のバランスを整えます。
再発予防にはフォームはコーチに確認してもらい、ストレッチや下半身の筋力アップも必要です。右の膝だけ痛い、左の方が痛みが強いとなると体のバランスが崩れ、片方の足に負担がかかっている可能性があります。