このようなお悩みありませんか?

- 走っているといつも片方の脚、足だけ痛くなる
- 捻ったわけでもないけど痛い
- 転んだわけでもないけど痛い
- 歩くのは痛くないけど走ると痛い
- 10キロまでは痛くないけどすぎると痛い
豊田ではランニングをする人が多いので、このようなお悩みを持って来院される方が少なくありません。片方の脚(足)といっても、股関節、膝、ふくらはぎ、すねの骨、アキレス腱、足首、足裏、足の指など様々ですが、まっすぐ走っているのになぜ片方だけ痛くなるのでしょうか?
このページでは骨や靭帯や腱などに異常がない場合について解説いたします。例えば変形性股関節、膝関節症、前十字靭帯断裂、アキレス腱断裂、骨折、捻挫、打撲など検査で異常がある、明らかに痛い原因がわかる症状を除きます。
原因とは
走っているときの負担
ランニングをしているときにどれだけ身体に負担がかかっているかご存じでしょうか?歩行時では体重の約1.5倍、走っているときは体重の約3倍と言われています。つまり、体重が70キロの人が歩いたら105キロ、走ったら210キロの負担がかかってきます。その負荷が1歩ずつ片足にかかってきます。
とくに股関節は動作の起点となります。足を前に持ち上げたり、足を後ろに蹴りだしたり、着地したときに上半身を支えるなど、さまざまな働きをしています。膝、足首、足裏なども体重を支え、地面からの衝撃を吸収する働きがあります。走るという動作は下半身にかかる負担は相当なものです。そのため基本的に走ると痛みが出てもおかしくありません。
フォームの乱れ、姿勢が悪い
走っているときのフォームや姿勢は自分ではわかりにくいですが、ランニングフォームが乱れていると、下半身に負担がかかりやすくなります。特に左右どちらかに身体が傾く癖があると片方の脚に負担がかかりやすくなります。猫背で走っていると首や背中への負担が大きくなります。日頃立ったり座ったりしているときの姿勢は悪いけれど走っているときは姿勢が良いという人はほとんどいないのではないでしょうか。日頃の姿勢は走っている時にも当然影響を与えます。ほかの人に走っているフォームや姿勢を見てもらい、悪くないかアドバイスしてもらうのがいいでしょう。
左右の身体のバランスの違い
人間には箸を持ったり、字を書いたりなど右利き、左利きなど利き手があります。左を軸脚にして右でボールをけるなど利き脚があります。それが無意識のうちに利き脚や軸脚に負担をかけているかもしれません。
また、背骨に側湾があったり、骨盤の歪みがあったりすると、左右どちらかにかかる脚の負担が違ってきます。左右にかかる脚の負担が違うと、どちらか片方の筋肉が炎症を起こし痛みを招いてしまいます。
同じところを周る走り方をしている
マラソンはアスファルトを走り同じところを周るということはほとんどありませんが、トレーニングなどでトラックを走る、グランドの周りを走る、公園の周りを走るなど、同じ方向ばかり周る走り方をしていると周る時に内側や外側ばかりに負担が偏り片方の脚に痛みを生じることがあります。5週右で周ったら残り5週は左で周るなどの対応が必要です。
片側の靴のすり減り
同じ靴でいつも走っていると身体の癖が靴にもついていきます。片方の靴だけすり減り方が大きいと靴を履くだけでも身体は傾いていきます。靴を変えれば改善することもありますが、片方の靴だけすり減るのは身体のバランスの崩れが大きいので靴を変えても痛みが変わらない場合はバランスを改善した方がいいでしょう。
施術について
施術メニューは猫背骨盤矯正(姿勢矯正)です。
炎症がある場合はマイクロカレントで炎症を抑えていきます。猫背骨盤矯正で姿勢の改善、左右のバランスの乱れを整えることで走っている時の姿勢や、片側にかかる負担を軽減していきます。
ランニング中に痛みが出たら
基本的にはランニング中に痛みが出ると炎症を起こし熱を持っていることが多いのでアイシングをして炎症を抑えることが必要です。それで痛みが治まればいいですが、走るたびに痛みが出て慢性的に繰り返す、アイシングをすると逆に悪化することもります。骨や靭帯などの異常がある場合もありますのでその場合は早めに整形外科を受診して診断を受ける事をお勧めします。検査で特に異常がない場合や異常はあったけど痛み止めやシップなどで病院での治療がない場合はご相談ください。
ランニングの頻度と量を見直し
日常生活でも痛みがある場合は走ることを休むことも必要です。日常生活には問題ないけど走ると痛くなるという人は走るのをやめたほうがいいのか迷うと思います。特に、毎日走っていて走らなければ気持ちが悪いという人は我慢しながら走ってしまうこともあると思います。整形外科の検査で異常がなければ頻度と量を減らせば走ることも可能です。そのかわり、身体のケアが必要になります。