追突事故とは

後ろから走ってきている車が、前にいる車の後ろに衝突してしまう事故です。
追突事故の例
- 信号待ちで停車していたら後ろの車に追突された
- 運転中減速したときに、後ろの車がぶつかってきた
- 前の車が発進するだろうと思って走り出したら、まだ前の車は発進していなく衝突してしまった
追突事故のとき過失割合
基本的に、追突事故は追突した車が10割とされ、追突された車は0割になります。
しかし、正当な理由なくしての急ブレーキやスピード違反など何かしら過失がある場合は10対0にならない場合があります。
また、無過失の場合は、ご自身の任意保険会社が示談交渉をできなくなるので、ご自身で相手任意保険会社や加害者とやりとりをして示談交渉まで行わないといけません。その場合は弁護士に依頼されると示談交渉までサポートしてもらうことができます。
追突事故が発生する原因
車間距離が近い
車間距離が近すぎて、前の車が減速や停車した時に対応が間に合わなくなります。
スピードの出し過ぎ
スピードを出し過ぎていると、前の車が減速や停車した時に対応が間に合わなくなります。車間距離とスピード両方あると更に可能性は高くなります。
わき見運転
スマホやナビをみながらなどの運転で、追突事故は高くなります。
居眠り運転
居眠り運転をしていたら当然、追突事故を起こす可能性は高くなります。
ライトをつけていないで走行する
夜なのにライトをつけずに運転していたために、前の車に気づかず、追突事故を起こすこともあります。逆に、前の車がライトをついていなくて気づかれず、追突事故になることもあります。
追突事故に遭ったら
1・警察へ連絡
追突事故に遭ったら、被害者でも警察へ連絡しないといけません。しかし、ケガで動けない場合や加害者が警察に連絡している場合はや救護を行っている場合は行う必要はありません。
加害者と連絡先の交換
加害者の氏名、連絡先、加入している任意保険の交換
証拠の確保
動ける場合は車のナンバー、目撃者、ドライブレコーダーの画像、事故車両の写真など確保
任意保険会社に連絡する
被害者になっても、後から過失がつくこともありますのでご自身の任意保険会社に連絡し弁護士費用特約、レンタカー費用なども確認しておくことが重要です。
整形外科を受診する
追突事故で多いのはむちうちです。むちうちは事故当日、痛みがなくても後から症状が出てくることが多いので、違和感くらいでも事故後できるだけ早いうちに整形外科を受診しましょう。人身事故の場合は診断書が必要になりますので診断書を書いてもらう必要があります。
接骨院に通院する
整形外科で診断を受けたら接骨院で施術を受けることができます。相手任意保険会社に接骨院に通院する事を伝えましょう。
弁護士に相談する
医師から完治、症状固定の診断を受けたら示談交渉になります。追突事故で10対0の過失がない事故はご自身で相手保険会社と示談交渉をしないといけません。
しかし、ご自身で示談交渉を行うことは大きなストレスになります。ストレスを感じる人は弁護士に相談されることをお勧めします。