パソコン、テレビゲーム、携帯ゲーム、スマホ、この中でほとんどの方が1つ以上使用されていると思いますが、それらを操作している間、下を向いてみたり、背中が丸い状態で長時間使用されていませんか?

背中のこりの原因とは?
筋肉の疲労
背中のこりは、長年の不良姿勢や生活習慣の積み重ねによって起こります。筋肉は動かさなくても重力に逆らって姿勢を維持するために筋肉が無意識のうちに働いています。無意識のうちに少しだけ筋肉が緊張している状態が長時間続くと、背中や肩甲骨に着いている筋肉が硬くなり、背中のこりの症状を引き起こしています。
また、長期間姿勢が悪いままで生活をしていると、身体にとって良い姿勢と身体が楽と感じる姿勢に違いが出てきます。その為、意識をしないで生活をしていると、猫背が楽な姿勢になり体にとって良い姿勢ができなくなってしまいます。
骨の変形
ヘルニア、狭窄症の方は、背中にも痛みが出ることがあります。年齢を重ねることによる筋力低下や骨の変形が原因になります。とくに姿勢が悪いとヘルニアや狭窄症になりやすくなるため正しい姿勢を維持して背中への負担を軽減していかないといけません。
内臓の不調
心臓、胃、肝臓、胆のう、膵臓、すい臓などの内臓の不調が背中の痛みにつながることがありますので安静にしていても痛い、一箇所だけ痛い、複数箇所痛みがある場合は、早めに病院で診察を受けましょう。
ストレス
自律神経の乱れと背中の痛みは関係があります。精神的ストレス肉体的ストレスなどで交感神経優位になると心身の緊張が起こり、こりや痛みにつながります。自律神経の乱れからくる背中の痛みは、肩甲骨周りや背骨の周りに起こりやすいです。
背中の不調からつながる症状
首、肩こり
背中にコリを感じると肩甲骨や肩関節なども硬くなり、首、肩こりを引き起こします。
四十肩・五十肩
背中が丸くなりコリを感じると肩も巻き肩になり肩甲骨周りが硬くなります。肩甲骨の動きが悪くなると肩の可動域も悪くなります。四十肩・五十肩は、肩の可動域が徐々に悪くなり、ある日突然腕が上がらなくなることが多いと言われています。肩の可動域には肩甲骨が関係しており、背中が丸いと若い人でも、腕を上までまっすぐに上げることはできません。
冷え症
身体の中心にある背中に凝りを感じると末端まで血液が流れにくくなり、手足につながることがあります。
背中のこりの施術
施術メニューは猫背骨盤矯正(姿勢矯正)詳しくはこちら
初めは朝起きるときやデスクワークやスマホなどの最中にはりを感じるのが特徴です。動き出して身体が暖まってくると症状が無くなったりするのでそのうち治るだろうと放置される方が多いです。
背中のこりを放置すると、背骨や骨盤、背中の筋肉への負担がさらに繰り返されることで、慢性的な痛みやギックリ背中へと進行していきます。
背中の痛みは筋肉的な問題だけではなく内臓が関係していることもあるので休んでいる時にも痛みを感じる場合は一度病院で検査を受けてください。