このようなお悩みありませんか?
- 長年肩こりで悩んでいる
- 肩を回すとゴリゴリする
- 肩こりから頭痛が来ている気がする
- デスクワークで肩が痛くて集中できない
- 今まで肩こりの施術を受けていてもなかなか症状が改善されない
- 肩こりがひどくて良く眠れない
- 首を回すとポキポキ音がする
- 今まで四十肩・五十肩になったことがある
肩こりとは?
首から肩にかけての筋肉が緊張して、血行が悪くなり、重く感じる症状です。頭と両腕の重さは、体重のおよそ20%くらいあると言われています。人間のからだの構造上、常に頭の重さを首の筋肉で支えて、両腕の重さを肩の筋肉で支えている事になります。女性は男性よりも筋肉量が少ないので、重たい頭や両腕を支えるために筋肉が疲労しやすくなります。
首や肩の筋肉が疲労し緊張が続くと、筋肉に疲労物質(乳酸など)がたまって硬くなります。これにより血管が圧迫され、血液の循環が悪くなります。その結果、こりや痛みを引きおこします。血行不良によって、筋肉への十分な酸素や栄養が行き渡らないことから、ますます疲労がたまり筋肉が硬くなるという悪循環を繰り返します。
なぜ肩こりが起きるのか?
こっているからといって肩をもんでもその時は楽になるかもしれませんが、すぐに元に戻ってしまいます。それは肩がこる原因を改善しなければ、いつまでたっても肩はこります。
肩こりは、首から肩にある筋肉が硬くなることですが、自覚症状としては首や肩の重さ、動かしにくさ、頭痛、手のしびれなどがあります。これらの症状を引き起こす肩こりの原因は、筋肉の使いすぎによる疲労です。
仕事がデスクワークであまり動かなく運動もしてないのに使いすぎの疲労なのでしょうか?と思われる方もいらっしゃるでしょうが、首や肩の筋肉は動かすためだけでなく、頭や腕を支えるためにもあります。人間は常に頭と腕を支えながら生活していかないといけません。
特に頭の重さは個人差はありますが4kgから6kgくらいあり、そんな重い頭を細い首で支え続けなければいけません。首のトレーニングをしていて顔の幅より首の方が太ければ頭を支えるのも楽かもしれませんが、特に首周りの筋肉は細く、重い頭を支えている首の筋肉は常に上からの重力に耐え続けています。
日頃の姿勢が悪い
顔を前に出しての長時間のパソコン作業や、下を向いてのスマホを見る姿勢も肩こりの原因でもあります。パソコンやスマホを見るときに顔を前に倒す角度によって首の負担が変わりますが、顔を前に出せば出すほど頭の重さの2倍、3倍、4倍の負荷が首の筋肉にかかってきます。
これくらいの負荷がかかってくるとたとえどんなに首が太い方でも長時間となると疲労が溜まって首や肩がこってきます。日常生活の姿勢の取り方が肩こりを作る大きな原因となります。不良姿勢の生活習慣で首や肩がこると、血液循環が悪くなったり、神経を圧迫して痛みやしびれや頭痛や不眠にもつながってしまいます。ただの肩こりでも放っておくと頭痛やしびれ五十肩など進行してきますので日頃から姿勢と適度な運動をすることを意識してください。
運動不足の筋肉の硬さ
運動不足になると自然と筋肉は硬くなっていきます。肩がゴリゴリする、四十肩、など日常の急激な痛みのほとんどは筋肉の硬さが原因です。筋肉が硬いと些細な事でも痛みが出やすくなります。ストレッチ、運動、湯船に浸かるなどのケアが必要です。
長時間動かさなかったことによる血行不良
たとえ良い姿勢であっても長時間筋肉を動かさないと血流が滞ります。朝起きると体が硬いのも寝ている時に動かないからです。くつろいでいる時もソファーに長時間寝転んだり座ったりするのも良くありません。30分に1回は立ち上がって体を動かす、寝ている時は寝返り、ストレッチが必要です。
力の入れすぎ
日頃の生活で特に力を入れる必要のない場面で肩や背中に必要のない力を無意識に入れている方がよくいます。寒い時など無意識に力がはいりやすいものですが、力を使いすぎると疲労がたまって肩がこっていきます。
家でのんびりしている時間もパソコンのマウス、本、スマホなど、くつろいでいるようでいて、手に何かを持って操作をしている時点で力を使っています。長時間物を持たないようにして気付いたら力を抜くようにしましょう。
オーバーユーズ(使い過ぎ)
1回では大したことなくても毎日同じところを使うことにより痛みが出る事があります。腱鞘炎などは手首の使い過ぎでわかりやすいですが、同じ姿勢を続けるのも同じところを使いすぎと同じです。
使い過ぎと一口に言っても仕事で同じ方向を向かないといけなかったり、毎日の生活でなくてはならない動作だったりするでしょう。デスクワーク度も同じ方向に資料を置く位置を変えたり、反対側を使うようにしないといけません。
筋力低下
年を重ねると筋力低下は誰にでも起こります。人間の筋肉量のピークは20代で、筋トレをしていなければ1年に1%筋肉が減っていくと言われています。筋力が低下するとそれだけ身体に負担がかかります。例えば、荷物を持つのもムキムキの男性が持つのと女性が持つのでは体にかかる負担が違います。
筋力が低下すると日常生活でも身体に負担が蓄積されて痛みが出てきます。特に運動不足で体重が増えている方は体重でも負担がかかってきます。ウォーキングで体重を落とすことも必要ですが、ウォーキングだけでは筋肉はつかないので筋トレが必要です。
デスクワークは重労働
立ち仕事、デスクワーク、動き回る仕事、仕事全般で見ると、作業時間がもっとも長いのは、デスクワークだと思います。デスクワークというのは、室内でエアコンのきいた部屋で座って仕事ができる恵まれた仕事と思われていますが、実際は体を動かす仕事よりも重労働で首や肩、腰に長時間負担がかかります。
体を動かす仕事だと疲れたと思ってしっかり休むのに、デスクワークは重労働だという意識が低いために、さらに長時間続けてしまうことも多いと思います。リモートワークになると通勤で歩くこともなくなるのでさらに座っている時間が長くなります。デスクワークを何年、何十年と続けていくと、首から方の筋肉が緊張して肩こりの症状が出てきます。
アウターマッスルとインナーマッスル
人間の体には、動くための筋肉アウターマッスルと、姿勢を維持する筋肉インナーマッスルがあります。座ってばかりだと筋力低下も起こり姿勢を維持するための筋肉インナーマッスルが弱くなり、動くための筋肉アウターマッスルが硬くなって肩がこってきます。
同じ姿勢を続けないことが大切
更に人間は長時間同じ姿勢でいると、重力に従って下の部分に水が溜まってしまう性質があります。デスクワークの方は、足がむくむことも多いと思います。たとえよい姿勢であっても長時間動かないと体に負担がかかります。
どんな椅子が体にいいのか、寝るときはどんな枕、マットレスが体にいいか、という質問をよくいただきますが、どんないいものを使っても動かないことが一番体に負担がかかりますので、30分に1回は立ち上がって動く、寝てるときは寝返りをすることが大切です。
特に睡眠中は、寝返りを打たなければ、体重がかかる部分が圧迫されむくんでしまいます。寝返りというのは、同じ姿勢をしていると体がだるくなってくるので、それを自然に防御するための人間の素晴らしい反応なのですが、寝返りが打てないと、むくんで体も固まって朝起きると首が痛い、肩が痛いなどの症状がでるわけです。
悪い姿勢で座っていると首や背中ばかりに負担がかかります。良い姿勢で座っているとバランスよく負担がかかりますが長時間となると負担はかかるので同じ姿勢を続けないことが大切です。
肩こりまとめ
肩こりの症状
- 首、肩を回すと音がする
- 首から背中にかけてハリや重さ
- 肩、肩甲骨の痛み
- 腕から手先にかけてしびれ
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
肩こりの原因
1・不良姿勢
家にいるときの座り方、寝方、仕事中の座り方、立ち方、などで背中が丸くなっていたり、下を向く時間が長かったりすると肩こりを引き起こします。不良姿勢が長期間続くと脳がそれが正しい姿勢だと認識し正しい姿勢ができなくなります。このような日常の生活習慣を改善することは、肩こりの根本的な緩和に繋がります。
2・長時間同じ姿勢でいる
先ほど不良姿勢についてご説明いたしましたが良い姿勢であっても長時間同じ姿勢でいると体が硬くなり血行不良を起こし肩こりを引き起こします。基本的に人間の身体は重たい頭を首で支え腕をぶら下げていますので肩がこりやすい構造になっています。
3・冷え
寒い時期は寒さで前屈み姿勢になったり、冷える事で血行が悪くなり肩こりを引き起こします。
4・ストレス
人間はストレスを感じると筋肉が緊張し血行が悪くなり肩こりを引き起こすことがあります。花粉症も人間にとってはストレスです。
5・運動不足
運動をしないことで筋力が低下し、筋肉に負担がかかり筋肉が硬くなります。筋肉が硬くなると血流が悪くなり肩こりにつながります。
肩こりの対策
1・不良姿勢
不良姿勢は生活の中でどの姿勢が悪かったのか、まず理解しないといけません。理解してから意識をして正していく事が大切です。
家にいるときは足を組まない。ソファーに浅く座らない。横座りをしない。腕枕で寝転ぶ。肘をついてうつ伏せ。アヒル座り。高い枕でテレビを見る。
仕事中はイスに深く座り背もたれを利用する。パソコンの高さを合わせ下を向く姿勢にならないようにする。同じ方向ばかりに資料を置かない。
2・長時間同じ姿勢でいる
パソコン、スマホ、スウィッチ、などをする時は30分に1回は立ち上がって体を動かす。寝ている時は寝返りを打つようにする。
3・冷え
冷えでの血行不良はカイロの利用、湯船に浸かるなど温めるしかありません。
4・ストレス
リラックスした時間を増やし、ストレスを軽減させる。好きな事をする。
5・運動不足
運動不足の方は運動がなかなか続かないと思います。いきなりきつい運動は続きませんので、まずは少しでも歩く時間を増やし、運動習慣から身に付けましょう。
当院での肩こりの施術
施術メニューは整体(全身矯正)詳しくはこちら
肩こりの原因には不良姿勢、長時間の同じ姿勢、冷え、ストレス、運動不足が挙げられます。日常の生活習慣がこれらを悪化させる原因となるため、改善には施術だけではなく生活習慣の見直しが重要です。施術を受けたら何時間パソコンをしても肩がこらないということはありません。施術は体質を改善し、肩こりを根本から解消するお手伝いをします。