交通事故で打撲したら

交通事故では大きな事故から軽度な事故まであります。自転車、バイクなどに乗っているときお互いスピードが出ていなく転倒した程度で、打撲や擦り傷などですむこともあります。
交通事故のケガは、その時はあまり感じなくても何日か後に痛みが出てくることもあります。数日後におかしいと思ってから受診しても、その痛みが交通事故との因果関係が証明できないこともあります。軽いケガほど、日にちが経つにつれてなんで痛いのか、わからなくなり保険会社が認めてくれないとじこふたんになりますので転倒したりぶつけたりした場合は軽傷でも整形外科に行きましょう。
交通事故で打撲した場合でも整形外科で診断書を書いてもらわないといけません。診断書を警察に提出すると人身事故になり提出しないと物損事故なります。基本的に自賠責保険は人身事故で適用されます。
交通事故の全身打撲とは
基本的に打撲は一部をぶつけつることによりぶつけた所を損傷します。交通事故に遭った時に全身を強く打ちつけたり、全身に強い衝撃がかかると打撲症状を全身にうけることを、全身打撲といいます。全身打撲は、全身に強い負荷が加わるため、全身に痛みが出てひどい内出血が起こることがあります。血流が悪くなってしびれや痛みなどの症状が残り後遺障害が残ることがあります。
車での打撲

車に乗っていても打撲することはあります。ハンドルにぶつかったり、シートベルトで痛めたり、ダッシュボード損傷といって、交通事故の衝撃で膝などをダッシュボードなどに強くぶつけることで起こります。正面衝突したとき、急ブレーキした時などに起こりやすく膝や股関節などにひどいと骨折や脱臼が起こることもあります。
打撲の痛みと施術期間
軽度の打撲
1~2週間程度で改善することが多いです。2〜3日が痛みのピークが落ち着き、長くても1ヶ月程見込み。
重度の打撲
1か月から数か月かかる場合があります。数日後悪化したり、症状が安定しないこともあります。
打撲の施術
急性期では患部をRICE処置(安静・冷却・圧迫・挙上)自宅でもする必要があります。内出血がひどい場合は安静にしてアイシング、臓より高い位置に挙げと内出血を抑えることができます急性期を過ぎると、硬くなった筋肉にマッサージやマイクロカレントをしていきます。
打撲の通院頻度
交通事故の打撲の通院頻度は、症状によりますが週に3回くらいが理想です。
打撲を放置すると
痛みが長引いたり、骨化性筋炎(筋肉の中にかたまりのようなものができる事)になることがあります。骨化性筋炎になると動かすと痛みが出たり、可動域制限が起こったりします。
軽度の打撲であっても交通事故でケガをしたことにかわりありません。お困り方はご相談ください。