こんにちは院長の石田です。
ぎっくり首とは?
首をふと動かしたとき、首筋がピキッとなったことはありませんか?それはぎっくり首かもしれません。ぎっくり腰の首バージョンのようなもので、医学的には頚部捻挫または頸椎捻挫と言います。
頚部捻挫は首の関節の可動域を超えた場合におこる怪我です。主に首の筋肉や靭帯などが損傷される場合が多く、首に強い痛みを生じます。
寝違えとの違いは?
ぎっくり首は、日常生活の中で突然ピキっと首に痛みが走るなどそれまでになにも症状がなかったのにも関わらず突然発生します。寝違えた時と似たような痛みや症状があります。寝違えは寝て起きた時になることが多く、ぎっくり首は日中活動中に起こります。症状などはほぼ同じです。症状は軽度のものから重症のものまで様々ですが首を動かした際に痛みがでるのが特徴です。痛みが強い場合はじっとしていても痛みが出ます。
ぎっくり首になりやすい方は?
日頃から首こり肩こりを感じている方が多く筋肉が硬いとぎっくり首を起こしやすいと言われています。首の関節の可動域が悪い状態なので肩こりなどがない方に比べぎっくり首や寝違えになりやすいと言われています。予防としては首肩こりを改善していくことが一番です。なぜなら筋肉が硬くなると可動域が悪くなり少しの動きでも痛めやすくなるからです。
当院では?
ぎっくり首の痛みの施術は電気施術で1回から3回位で改善する方が多いです。再発予防をされたい方は痛みが緩和された後、姿勢を改善する施術を行っていきます。
こんにちは院長の石田です。
顎関節症(がくかんせつしょう)とは?
顎の関節や、顎の筋肉の痛み、顎関節の異常な音、口が開かない、動きが悪いなどの疾患の総称です。また、関連した症状として、顎に近い耳周りの違和感・痛み、頭痛なども挙げられます。20代〜30代の女性に多く見られます。
顎の痛みが出現した場合は?
まず歯科、口腔外科などに行かれるのではないでしょうか?顎関節症の原因が歯のかみ合わせの場合は、歯を矯正したり、削ったり、マウスピース、などで歯科に行かれないと改善しません。また顎関節に骨と骨のすき間を埋める軟骨でできたクッションがあります。これを関節円板といいます。この関節円板が変形したり、擦り減った場合に、痛みやクリック音が出ます。酷い場合は外科手術になる場合もあります。歯科や外科などに行かれて、良くならない場合は一度ご相談ください。
当院では?
顎関節は頭蓋骨、首の骨、背骨、骨盤の歪みから顎の筋肉の疲労・緊張の影響を受ける事があります。すなわち全身のバランスの乱れが影響する場合があります。スマホなどの習慣化によるストレートネックや不良姿勢を引き起こしやすい環境にあり、姿勢が悪いと体が歪んできますが、体が歪むと顎も歪みます。顎関節は頭にありますが、頭は首の骨に支えられているので、首の骨が歪めば顎にも影響します。顎の歪みだけでなく、全身の骨格の歪みを検査して全身を整えていきます。
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「出産後の身体的ケアの大切さ」です。
妊娠・出産は、交通事故と同じくらいの負担が体にかかると言われております。
「産後からギックリを起こしやすくなった」
「体型が戻らない」
「猫背が気になるようになった」
「恥骨や膝が痛くて歩きにくい」…etc
上記のお悩みを持たれている方が多くみえます。
痛みがなくなることもありますが、だいたいは一時的なことが多いです。そのまま放置していると、痛みだけでなく、シビレも出てくることがあります。
また、妊娠・出産は骨盤だけでなく、内臓などにも負担がかかっている為、ケアをしていないと後々、自律神経系の乱れるリスクが高まります。最近ですと、更年期障害になりやすいとも言われております。
体が楽になってくると、気持ちに余裕が持てるようになる為、精神面でも楽になったという声も頂いております。また、痛みなど不調がないけど、予防目的でみえる方もいらっしゃいます。
午前中であれば、受付スタッフが2~3人いますので、お気軽にご相談ください。
こんにちは院長の石田です。12月は29日午前まで営業しています。年明けは1月4日からです。
長引く不調は姿勢から!
不調が長引く原因は日常の姿勢、身体の使い方、何気ないクセや筋肉の使いすぎなどから始まります。ソファーに浅く座ってもたれると骨盤が丸まります。毎日猫背でデスクワークをしていれば姿勢は前屈みになります。立ち仕事で1日何時間も同じ姿勢でいれば、クセのある方向に体は傾いてきます。悪い姿勢を長期間続けていると気がついたときには身体への影響が大きくなってしまうのです。
姿勢が悪いと何が起こる?
①姿勢が悪いと一部の筋肉に負荷が集中し、逆に使われない筋肉は弱くなる。
②クセのある方向に体が傾くと骨盤や内臓の位置がズレて身体に大きな負担がかかり、内臓が正常に働かなくなる。
③猫背になると呼吸が浅くなり、酸素が全体に行き届かないため身体の老廃物が蓄積していき血流が悪くなる。
④悪い姿勢によって血流が悪くなることで、脳へ酸素が十分に行き届かなくなり、脳の活動低下につながり、日頃から疲れやすいと感じるようになり、自律神経が乱れる。
結果、筋肉の硬さ、筋力のアンバランス、骨格の歪み、内臓のズレ、血行不良、自律神経の乱れ、という事が起こり全身のバランスが歪みます。
長引く不調を改善するためには?
生活習慣や環境は人それぞれですので、姿勢が悪くて起こる影響も人によって違います。中には姿勢が悪くても不調がない人もいます。当院では身体を総合的に見て検査でそれぞれの影響を導き出し全身のバランスを整えていきます。
全身のバランスが歪むと良い姿勢をしたくてもできなくなったり、何が真っ直ぐなのかわからなくなり、この状態で生活していると無意識のうちに無駄な負担がかかりあらゆる不調がでます。ですから全身のバランスを整えていくことで痛みを出している患部の負担を軽減させることができ、姿勢も改善し根本的な痛みの原因が解消できるのです。
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「猫背によってスポーツパフォーマンスが低下?子供猫背セラピー&学生姿勢矯正」、です。
最近、子供向けのスポーツクラブが多くなってきました。スポーツクラブに通い始めてから、下記のことで悩まれて、ご相談を受けることがあります。
「水泳・陸上などのタイムが上がらない」「足が上がってないような気がする」
「すぐにバテてしまう」「よく転んでケガをする」「猫背が気になる」…etc.
幼少期の頃から体の動かしていくことはとても大切です。理由として、幼少期から体の動かし方を覚えておくと、主とするスポーツを始める時にケガのリスクの軽減やパフォーマンスの向上(覚えが早いなど)に繋がってきます。しかし、「猫背」になっていると、体を動かそうにも動きが制限されてしまう為、上記のお悩みに繋がってきます。
お子様が猫背になる理由として、スマホやゲームなどの日常生活による姿勢と、お腹の筋肉が使えていないお子様が多くみられます。
図の通り、お腹の筋肉は、背骨の前側から足の付け根(内側)までくっついています。お腹の筋肉が上手に使えているお子様は、姿勢良く足を上げる事が出来る為、走りやすくなったり、空手等で足を上げやすくなります。また、水泳ですぐに沈んでしまうお子様や腕がしっかり回せないお子様もお腹に力が入っていないことが多いです。
お腹の筋肉は、周りの筋肉をサポートする役割もあります。幼少期の頃からスポーツを始めると同時に、姿勢も意識していく事が大切です。
お子様の姿勢や猫背の度合いが知りたい方や改善されたい方は、お気軽にご相談ください。
※子供猫背セラピーは、お子様本人がなおしたいという気持ちが持てる、小学生高学年(4年生)からオススメします。
👇お腹の筋肉が使えているかの簡単な検査👇
お腹の筋肉が使えていると右の写真のように姿勢良く足を上げることができます。
👇猫背になると肩の可動域(動き)も悪くなります!👇
【左の写真が猫背の方に多い上げ方】
こんにちは。院長の石田です。
皆さんむちうちはご存知でしょうか?むちうちは首がむちのようにしなるからむちうちと呼ばれています。正式には「頚椎捻挫」や「外傷性頚部症候群」と呼ばれ、衝撃により頭が揺さぶられることで首に負担がかかり痛みや不調が出る状態の事です。交通事故でなることが多く、コンタクトスポーツ、中にはジェットコースターなんかでもなる方もいらっしゃいます。
交通事故で多いのがむちうちですが、症状は、首の痛み、首が動かしにくい、しびれ、頭痛、めまい、耳鳴り、吐き気、などさまざまです。症状は特に交通事故の場合興奮状態にあるためその時は良くても2,3日後に遅れて出てくることがあり、症状の多くは2~3か月以内に徐々に良くなる方が多いですが、後遺症になる方もいらっしゃいます。例え症状が軽くても後で酷くなったり長引くこともありますので病院での検査が必要です。
むちうち損傷の種類
①頚椎捻挫型 7割を占め、首の捻挫で首の痛み、首の運動制限、頭痛など
②バレ・リーウー型 自律神経の損傷で頭痛、めまい、吐き気、耳鳴りなど
③神経根型 神経の根本の損傷で首の痛み、腕の痛み、しびれ、脱力など
④脊髄型 脊髄や神経の損傷で腕の痛み、しびれなど
⑤脳脊髄液減少症 髄液が漏れている状態で頭痛、耳鳴り、めまい、倦怠感など
首には筋肉靱帯、骨、血管、神経などがあり、頭痛やめまい、神経を傷めた場合などは腕や手に痛みやしびれが出ることがあります。しびれについても、時間の経過とともに症状は落ち着いてくることが多いですが、脱力感、腕や手に力が入らない、触っている感覚がわかりづらいといった症状がでることもあります。
病院で検査を受けられた方は当院でも交通事故の施術を行うことができます。自賠責保険で施術代は0円です。発症して日が浅いうちは、組織が傷ついたり炎症が起こっている可能性も高いため、無理に首を動かさないようにし、首の動かしづらさや痛みに対して、電気、やマッサージ、首の骨の歪みがある場合は矯正をしていきます。交通事故のむちうちでお困りの方はご相談ください。
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「急な気温低下や水分不足によるギックリ首・背中・腰にご注意を!」、です。
冬になると寒いからと水分を摂らなくなる方が多くみえます。血液内の水分は、老廃物や栄養素などを流せるように水分量を一定に保とうとするので、血液内の水分が減ってしまうと、筋肉内にある水分を抜き取ってしまいます。筋肉内の水分が足りなくなると、筋肉が痙攣を起こして足がつりやすくなったり、ケガをするリスクが高まってしまいます。
湯船に浸かって体を温めると筋肉は柔らかくなりますが、水分を摂っていないと血液内の水分量が減って、老廃物などを流せなくなると体のだるさやコリ、疲労感が取れにくくなります。
寒い時期でもしっかり水分を摂ることによって、疲労感や体のコリが取れやすくなるので冬でもコップ一杯分の水分を摂ることをオススメします。水分は白湯がいいですね。
熱燗やホットコーヒーは、水分補給にはなりません。逆に水分を外へ出してしまうのでお酒やコーヒーを飲まれる方は、少し多めに水分を摂って頂いても大丈夫です。
気を付けていてもギックリになることはあります。当院では、ギックリの炎症を抑えるMCR(微弱電流)やハイボルテージ、かたまった関節や筋肉を緩める超音波を使って痛みを和らげていきます。
↑【超音波とMCR(微弱電流)】
↑【ハイボルテージ】
ギックリになった場合は、無理せずに当院へご相談ください。
こんにちは院長の石田です。
レントゲンを撮っても異常なし、このような原因が特定しきれない「非特異的腰痛」と呼ばれる腰痛の割合は、85%にも上るとも言われています。しかし、レントゲンでは異常は見当たらないと言うだけで、多くの場合、腰痛のほとんどの原因は、筋肉が炎症を起こしたり、傷ついたりすることで起こります。
ではなぜ筋肉が炎症を起こしたりするのでしょうか?
筋肉は何らかの形で過度に負担がかかると、炎症が起きたり傷ついたりします。特に硬くなってしまった筋肉を動かすと、痛めやすく、頻繁に腰痛になる人は、腰の筋肉が硬いまま過ごしていることが考えられます。
ではなぜ筋肉が硬くなるのでしょうか?
筋肉が硬くなるというのは疲労が溜まって筋肉が凝り固まっている状態です。疲労は動かなさすぎても溜まりますし、動きすぎても溜まります。
筋肉が硬いなら、ストレッチをすればいいのではと思う方もいらっしゃいますが 、特に動かなくて硬くなっている方は、筋肉の可動域が悪くなっている状態である可能性が非常に高いです。そんな方たちが、この筋肉を伸ばすストレッチをすると、筋肉を痛めてしまう可能性があります。ストレッチをして痛めたという方も多く、確かにストレッチも大切なのですが、それよりも凝り固まった筋肉を「緩ませる」ということが大切です。
筋肉を緩ませるには筋肉にかかる負担を軽くするという事が必要です。いくら、マッサージやストレッチをして一時的に筋肉が緩んでも負担がかかると筋肉がすぐに硬くなってしまいます。また血流が悪く硬くなっている方は適度な運動も必要です。
仕事で腰にとってつらい姿勢を続けざるを得ない方や、デスクワークの方は、歩き方や座り方、荷物の持ち方など、間違った姿勢で、どんどん無駄に筋肉に負担をかけてしまって筋肉が硬くなっています。体の使い方や姿勢を改善して筋肉に掛かる負担を軽くしていかないといけません。
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「体が歪んでしまうのはなぜ?筋力と重力の関係性」です。
地球上では地面に向かって重力というのがかかっています。その重力に負けないように筋肉を使って姿勢を維持しています。その時に、足を組んだり、腰を丸めて座ったり悪い姿勢や悪いクセを続けていると、徐々に体のバランスが歪んできます。
正しい姿勢や骨盤を安定させる方法は、重力に負けないようにお腹の筋力つけていくことが大切です。お腹でも多くの筋肉がありますが、姿勢や骨盤を安定させるには、腸腰筋と腹横筋が必要になります。お腹の筋力がついてくると、腰や背中、股関節周りや足の筋肉の負担が減らせるようになる為、ケガの予防に繋がってきます。
筋力は、筋トレをしていないと1年に約1%ずつ落ちてきます。また、30代になると細胞の衰えが始まる為、20代の頃行っていた筋トレができなくなったりしてきます。
重力の掛かり方はみんな一緒ですが、悪い姿勢や座り方、日頃のクセによって歪み方は変わってきます。筋力は、いくつになっても鍛えれば付いてきます。ご自身で筋トレできない方には、EMSトレーニング(楽トレ)という電気刺激で行うトレーニングマシンも用意していますので、お気軽にご相談ください。
【理想の姿勢】
【産後や立ち仕事の方に多い姿勢(反り腰)】
【座り仕事の方に多い姿勢(腰猫背)】
こんにちは院長の石田です。
何度注意しても猫背になってしまう。そんなふうに、お子さんの姿勢に悩まれ来院される方は多いです。良い姿勢というのは、筋肉で身体を支えていないとできないため長時間姿勢を良くするというのは大人でも疲れます。特に子供は、本能のままに体が楽な姿勢へと向かってしまうことが多いため、姿勢が悪くなりがちです。
何故お子さんの姿勢は悪くなるのでしょうか?
スマホを見たり、ゲームをしたりするときに首が下を向いた状態で長時間スマホやゲームをし続けてしまうことがほとんどです。すでにお子さんの姿勢が悪い方はこのままで大丈夫かな?と不安になると思います。
姿勢が悪いと、どのような影響があるのでしょうか?
1,集中力低下
姿勢が悪くなると、肺が圧迫され呼吸がしにくくなり、脳へ運ばれる酸素が減少するため、集中力が低下します。酸素摂取量が減るとスポーツパフォーマンスにも影響が出ます。
2,首肩こり
姿勢が悪い状態が続くと首や肩や背中、などの筋肉が硬くなり血行が悪くなってしまうため、最近では小学生が頭痛や肩こりを訴えてくることがあります。子供からその状態だと将来的に更にひどくなってしまう可能性は充分にあるでしょう。
3,見た目
姿勢が悪いと背が低く見えたり、子供なのに老けて見えたり、態度が悪く見えたりもします。
4,低身長
成長期に姿勢が悪いと背骨が圧迫され本来伸びるはずの身長が伸びない可能性もあります。
5,肥満
猫背になると酸素の摂取量が減りエネルギー効率が悪くなったり、代謝が悪くなったりします。
子供の猫背を改善するには?
まずは正しい姿勢をしたくてもできなくなってしまっていますので姿勢を矯正する必要があります。矯正をすると正しい姿勢ができるようになるため、後は私生活の改善をしていくことが大切です。また身体を動かすスポーツや遊び、習い事を取り入れてみることも一つの方法です。正しい状態の姿勢でないとできない運動を続けることで、無理なく正しい姿勢を維持しやすくなります。
令和のこの時代スマホやゲームをしないのは難しいので長時間悪い姿勢を続けない事、適度に運動をする事が大切です。どうしても猫背になってしまうときは仰向けでスマホやゲームをする方がいいです。