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こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「姿勢の悪さと体の痛みとの関係性」です。
何か特別なこと(打撲など)をしていないのに体を痛めてしまう原因の多くは、悪い姿勢によるものが多いです。
当院でみる悪い姿勢とは、「首猫背・背中猫背・巻き肩(肩の猫背)・腰猫背・反り腰・両肩、骨盤の左右のアンバランス」になります。
では、良い姿勢とはどういう姿勢かを紹介します。
【良い姿勢】
- 真ん中の黄色の線上に耳・肩・骨盤(大転子)・くるぶしが一直線上に揃っている状態。
- 骨盤の傾きが9~11°。
- 左右のバランスが整っている。
基本、この3つが揃っていると良い姿勢となります。
【悪い姿勢】※あえて悪い姿勢を行っています!
- 4点のうち耳・肩が基準線よりも前に出ており、巻き肩(肩の猫背)になっている状態。
- 骨盤の傾きは、16°とかなり反り腰がきつくなっています。
この姿勢は、産後・立ち仕事・力仕事の方に多くみられます。
寝る時は、筋肉がかたくならないように上手に寝返りをしますが、このように反り腰がきつくなってしまうと、仰向けで寝た時に腰が浮いてしまう為、常に同じ方向で寝てしまう為、朝起きる時に疲れが取れなくなり、痛みが続いてしまいます。
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「骨盤底筋群と内転筋群の関係性」についてです。 骨盤底筋群は、骨盤の底にあり、尾骨から恥骨まで着いている筋肉です。そして、骨盤底筋群は内転筋群(内閉鎖筋・大内転筋)と繋がっています。
骨盤底筋群の働きとして、「骨盤内の臓器を支える」・「尿漏れを防ぐ」・「骨盤を支える」働きがあります。 妊娠、出産、加齢によって骨盤底筋群が弱くなると、咳やクシャミ、中には笑っただけでも尿漏れを起こすことがあります。
いまのうちに骨盤底筋群を鍛えたほうが良いですが、鍛え方を間違えてしまうと体を痛めたり骨盤底筋群が上手に鍛えられていない場合があります。
骨盤底筋群を鍛えるのに大事なことは、腹圧を高めつつ、内ももを引き締めることです。
内ももを意識して動かすことは大切ですが、足を開いたり閉じたりを繰り返して動かすのはNGです。
動かす動作が入ると、骨盤底筋群ではなく違う筋肉を鍛えてしまうからです。骨盤底筋群を鍛えるには、足を閉じてその状態をキープする必要があります。
その鍛え方を写真を使ってお伝えしますね。
図1
①図1のようにバスタオルを折りたたんで内ももに挟みます。足先は、少し外側へ向けます。
図2
②内ももにバスタオルを挟んだまま、お腹をへこませながら、少しお辞儀をするように体を前に倒します。(図2)
③お腹と内ももを意識しながらこの姿勢を30秒間キープです。これで1セットになります。
1セット行ったら、1分休憩してください。これを3セット行います。
筋トレは、続けていかないと効果がでてきません。上記の筋トレを週に3回、1日置きくらいでやります。
30秒が楽にできるようになったら、45秒、60秒と少しずつ時間を延ばしてください。
最低30秒になりますので、60秒できるように頑張っていきましょう!
骨盤底筋群の筋トレ(動画)