Blog記事一覧 > 下半身太り - 豊田まえやま接骨院の記事一覧
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「帝王切開でも骨盤は開いています!」です。
骨盤が開いてくるのは、妊娠してから出産するまで分泌されるホルモン、リラキシンという女性ホルモンが関係してきます。このホルモンの働きによって、関節や靭帯が徐々に緩んで骨盤内に胎児を迎えられるようにしていきます。
出産後は骨盤を閉じようとする働きが起こりますが、帝王切開の場合はその働きが起こってきません。理由として、産道を通っていないからです。
赤ちゃんが、産道を通ると脳へ「通りましたよ」という指令が送られて今度は脳から、「閉じなさい」という指令が送られてある程度、骨盤は閉まってきます。
帝王切開の場合は、産道を通っていないので指令が脳へ送られていません。なので、骨盤を閉じようとする働きが起こらない為、骨盤は開いたままの状態になってしまいます。
そして、そのまま放置していると開いた状態で関節や靭帯がかたまってしまうので、骨盤周辺に痛みやギックリ腰、数年・数十年後から尿漏れや下半身太りになる可能性が高くなります。
産後の骨盤は、自然分娩・帝王切開でもリラキシンの影響によって、産後1年以内が戻しやすい時期です。戻しやすい時期にしっかり整えて、今後に備えていきましょう。
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「太ももを鍛えると代謝が上がる理由」です。
基礎代謝を上げる、ダイエットするには太ももを鍛えると良いとはよく聞きますが、その理由を知ると更に太ももの筋肉を鍛える重要性が分かってきます。最初に、筋肉は大きく分けて遅筋繊維と速筋繊維に分けられます。遅筋繊維は、持久力があり姿勢や骨盤を支えるのに適して、ウオーキングやランニング(有酸素運動)でカロリーが消費されます。速筋繊維は、パワーが強くダッシュや重い物を持ち上げるのに適して、重量をつかったトレーニング(無酸素運動)でカロリーが消費されます。
普段の生活では、遅筋繊維が使われており速筋繊維はあまり使われておりません。遅筋繊維もウォーキングやランニングなど酸素を使う運動をしないとエネルギーが使われてきません。なので、遅筋繊維の場合は運動している時にカロリー消費が起こりますが、普段の生活ではカロリー消費は起こりません。
しかし、速筋繊維を鍛えていくと、普段の生活でもカロリー消費が起こるようになります。その速筋繊維が一番多く存在しているのが、体の中で一番大きい筋肉である「大腿四頭筋・ハムストリングス」という太ももの筋肉になります。太ももの筋肉をつける事によって、普段の生活でも筋肉を使うようになるので、基礎代謝も上がってきます。
筋肉をご自身で鍛えるには、自分自身を追い込んでいかなければなりません。筋肉をつけるには、ご自身が持ち上げられる最大の重さの70%以上の重りを持って、ギリギリ10回を3セットやらないといけません。
ご自身で筋トレできない方は、新しく取り入れた加圧トレーニングの進化系「速圧トレーニング(速トレ)」もありますので、興味ある方はご相談ください。
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「産後のぽっこりお腹」についてです。
産後のぽっこりお腹は、お腹の筋力低下や筋肉疲労によって起こります。
妊娠~出産にかけて産前よりも運動量が低下してしまい、陣痛が始まると個人差はありますが5日~10日くらい入院されると思います。
筋力は、入院期間や自宅療養期間が長くなればなるほど低下して産後は特に、姿勢や骨盤を支えている「腸腰筋」・「腹横筋」・「骨盤底筋群」が低下してしまう為、お腹に力が入りにくくなります。
お腹に力が入らなくなると、周りの筋肉を使って姿勢や骨盤を支えるようになります。しかし、多くの方が偏った使い方をしてしまう為、疲労が筋肉に蓄積されて筋肉が硬くなります。筋肉が硬くなると、血管が圧迫されてしまうので、血流も悪くなってしまいます。
ぽっこりお腹を解消するには、インナーマッスルを鍛えることも大切ですが、お腹の血流を良くすることも大切です。
ご自身でインナーマッスルを鍛えられる方は大丈夫ですが、ご自身で鍛えられない方はEMS(楽トレ)でインナーマッスルを鍛えることができます。
筋力低下は、ぽっこりお腹だけでなく尿漏れや下半身太りにも関係してきますので悩まれている方はお気軽にご相談ください。
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「産後骨盤矯正の必要性」についてです。
最初に、産後の歪みは女性ホルモンの影響によって起こります。このホルモンは、関節や靭帯を緩めて、骨盤内にお子さんを抱えられるように骨盤を開いていきます。特に広がる部分が恥骨という部分です。骨盤が開いてくると、足ががに股のように開いてしまう為、足を閉じて歩くことができにくくなります。そうなると、膝関節や股関節に負担がかかり、膝痛や股関節痛を起こしやすくなります。また、骨盤の開きによってソケイ部のリンパ管が圧迫されて老廃物が流しにくくなるので、足のむくみやセルライト(脂肪組織と老廃物が合わさったもの)ができやすくなり、下半身太りや体型の崩れの原因になります。そして、歪んだ状態で2人目、3人目を出産すると、更に歪みが生じてしまう為、恥骨結合離開や妊娠中にギックリ腰になることがあります。
産後の骨盤は、女性ホルモンの影響によって、約1年間は戻しやすい時期になります。戻しやすい時期ですが逆に歪みやすい時期になりますので、早ければ早いほど効果的ではあります。1年以上過ぎてしまうと、骨盤が開いて歪んだ状態でクセ付いてしまう為、体に痛めやすくなり、脂肪などのお肉が付きやすくなったりします。産後1年過ぎてしまったから戻らないことはありませんが、産後1年以内の方と比べると、矯正の回数が必要になります。
産後の歪みを残したまま今後過ごしていくのと、しっかり整った状態で過ごしていくのとでは体の調子は変わってきます。今後の日常生活を健康に過ごせるようにしていくのも、今の内にしっかり産後骨盤矯正を行って、骨盤を整えていきましょう!