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~妊娠・出産による骨盤の変化~ | 豊田前山町の骨盤矯正が得意な整体院 豊田まえやま接骨院

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Blog記事一覧 > 下半身太り - 豊田まえやま接骨院の記事一覧

~妊娠・出産による骨盤の変化~

2024.05.15 | Category: ブログ

こんにちは、松下です!

今回紹介させて頂くのは、「妊娠・出産による骨盤の変化」です。

妊娠すると、女性ホルモンの影響によって骨盤が開き始めてきます。骨盤を開ける働きに関係するのが「リラキシン」という女性ホルモンになります。このホルモンの影響を特に受けやすい場所が、「恥骨」部分になります。

出産後の骨盤をそのまま放置していると、数年後、数十年後から不調が出てくることがあります。特に多い不調を3つほどご紹介させて頂きます。

1、尿漏れ・頻尿など排尿調節

骨盤が開いてくるのと同時に、骨盤底筋群という排尿の調整骨盤内の臓器を支える骨盤を引き締める働きをする筋肉が同時に伸ばされてしまうため、筋力が徐々に低下してきます。骨盤底筋群の筋力が低下すると、「我慢する」ということができなくなってくるため、くしゃみやジャンプして着地した時に尿漏れを引き起こす原因に繋がってきます。

2、下半身太り

下半身太りの原因は、足の筋力低下だけでなく老廃物の蓄積も関係してきます。老廃物は、ソケイ部のリンパを介して流れていきますが、骨盤が開いたままの状態だとソケイ部が圧迫されているため、リンパの流れが悪くなってしまいます。老廃物が上手に流れていないと、脂肪組織と老廃物が合わさってセルライトができやすくなります。ダイエットしているのにあまり変化が見られないのは、リンパの流れが関係していることもあります。

3、仙腸関節炎など強い痛みを繰り返しやすくなる

骨盤の開きは恥骨だけでなく、坐骨、腸骨も開いてきます。仙腸関節(仙骨と腸骨が合わさった関節)は上半身と下半身を支えている関節になりますので、骨盤が開いた状態でクセついてしまうと、ふとした動き(顔を洗おうと前屈みになったなど)だけで関節部分を痛めてしまうリスクが高まります。関節部分の痛みは、寝返りやしゃがむ動作、立ち上がる時に強い痛みを感じますので、日常生活にかなりの悪影響を及ぼします。

~太ももを鍛えると代謝が上がる理由~

2023.02.08 | Category: 健康情報

こんにちは、松下です!

今回紹介させて頂くのは、「太ももを鍛えると代謝が上がる理由」です。

基礎代謝を上げる、ダイエットするには太ももを鍛えると良いとはよく聞きますが、その理由を知ると更に太ももの筋肉を鍛える重要性が分かってきます。最初に、筋肉は大きく分けて遅筋繊維と速筋繊維に分けられます。遅筋繊維は、持久力があり姿勢や骨盤を支えるのに適して、ウオーキングやランニング(有酸素運動)でカロリーが消費されます。速筋繊維は、パワーが強くダッシュや重い物を持ち上げるのに適して、重量をつかったトレーニング(無酸素運動)でカロリーが消費されます。

普段の生活では、遅筋繊維が使われており速筋繊維はあまり使われておりません。遅筋繊維もウォーキングやランニングなど酸素を使う運動をしないとエネルギーが使われてきません。なので、遅筋繊維の場合は運動している時にカロリー消費が起こりますが、普段の生活ではカロリー消費は起こりません。

しかし、速筋繊維を鍛えていくと、普段の生活でもカロリー消費が起こるようになります。その速筋繊維が一番多く存在しているのが、体の中で一番大きい筋肉である「大腿四頭筋・ハムストリングス」という太ももの筋肉になります。太ももの筋肉をつける事によって、普段の生活でも筋肉を使うようになるので、基礎代謝も上がってきます。

筋肉をご自身で鍛えるには、自分自身を追い込んでいかなければなりません。筋肉をつけるには、ご自身が持ち上げられる最大の重さの70%以上の重りを持って、ギリギリ10回を3セットやらないといけません。

ご自身で筋トレできない方は、新しく取り入れた加圧トレーニングの進化系「速圧トレーニング(速トレ)」もありますので、興味ある方はご相談ください。

~産後骨盤矯正の必要性~

2022.07.12 | Category: ブログ

こんにちは、松下です!

今回紹介させて頂くのは、「産後骨盤矯正の必要性」についてです。

最初に、産後の歪みは女性ホルモンの影響によって起こります。このホルモンは、関節や靭帯を緩めて、骨盤内にお子さんを抱えられるように骨盤を開いていきます。特に広がる部分が恥骨という部分です。骨盤が開いてくると、足ががに股のように開いてしまう為、足を閉じて歩くことができにくくなります。そうなると、膝関節や股関節に負担がかかり、膝痛や股関節痛を起こしやすくなります。また、骨盤の開きによってソケイ部のリンパ管が圧迫されて老廃物が流しにくくなるので、足のむくみやセルライト(脂肪組織と老廃物が合わさったもの)ができやすくなり、下半身太りや体型の崩れの原因になります。そして、歪んだ状態で2人目、3人目を出産すると、更に歪みが生じてしまう為、恥骨結合離開や妊娠中にギックリ腰になることがあります。

産後の骨盤は、女性ホルモンの影響によって、約1年間は戻しやすい時期になります。戻しやすい時期ですが逆に歪みやすい時期になりますので、早ければ早いほど効果的ではあります。1年以上過ぎてしまうと、骨盤が開いて歪んだ状態でクセ付いてしまう為、体に痛めやすくなり、脂肪などのお肉が付きやすくなったりします。産後1年過ぎてしまったから戻らないことはありませんが、産後1年以内の方と比べると、矯正の回数が必要になります。

産後の歪みを残したまま今後過ごしていくのと、しっかり整った状態で過ごしていくのとでは体の調子は変わってきます。今後の日常生活を健康に過ごせるようにしていくのも、今の内にしっかり産後骨盤矯正を行って、骨盤を整えていきましょう!