Blog記事一覧 > 骨盤底筋群の筋力低下によるお体の不調 - 豊田まえやま接骨院の記事一覧
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「骨盤底筋群の筋力低下によるお体の不調」です。
骨盤底筋群は、尾骨の前側から恥骨にかけて繋がっている筋肉です。骨盤底筋群の役割として、「内臓を支える」「排尿の調節」「骨盤を引き締める」、という役割があります。骨盤底筋群の筋力低下が起こると、これらの役割に影響が出てきます。その影響について説明させて頂きます。
1、内臓を支える
出産・加齢によって筋力低下が起こると、内臓を支える力が落ちてしまうので内臓下垂による悪影響が出てきます。悪影響で挙げられるのは、「腸内環境の悪化によって脂肪がつきやすくなる」「老廃物が流れにくくなりむくみやすくなる」「女性特有の臓器の働きが悪くなる」などがあります。内臓の不調はストレスによるものが多いですが、筋力低下によって起こる原因も多くあります。
2、排尿の調節
骨盤底筋群は、尿道を締める働きがあります。骨盤底筋群の筋力が低下すると、くしゃみやジャンプした時の衝撃などで尿漏れを起こすことが増えてきます。また、重い物を持とうとお腹に力を入れたら尿漏れを起こしてしまう「腹圧性尿失禁」を起こしやすくなります。
3、骨盤を引き締める
骨盤底筋群が緩んでくると骨盤を締める力が弱まって為、徐々に骨盤が開いて体型が崩れることがあります。特に、妊娠・出産された方は骨盤が女性ホルモンの影響によって開いてしまう為、骨盤底筋群が緩みやすくなります。体型を整えるには上半身と下半身の筋トレだけでなく、骨盤底筋群も同時に鍛えていくことが大切です。
最後に!
筋力をつけていくには、「きついけどあと数回(数秒)」「回数を決めて2~3日に筋トレする」など追い込んでいかないといけません。骨盤底筋群の鍛え方を下記に動画でご紹介しますので一度試してください。