Blog記事一覧 > 出産による入院、どのくらいの筋力が落ちるのか。 - 豊田まえやま接骨院の記事一覧
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「出産による入院、どのくらいの筋力が落ちるのか。」です。
人間まったく動かない状態を作ってしまうと、1日で約3~5%、1週間で約20%落ちると言われており、筋力を回復させるのに1日の入院で約1週間、1週間の入院で約1ヶ月以上かかります。筋力が低下してくる順番として、お腹➔足➔お腹と足以外の筋肉が低下してきます。
筋力が低下することによって下記のような悪影響が出てきます。
・心肺機能の低下
心臓を動かす筋肉や呼吸に関係する筋肉が落ちてしまうため、少しの運動をしただけでも息切れしやすくなります。無理せずに軽い運動(散歩)から始めて少しずつ心肺機能を高めていくことが大切です。
・関節にかかる負担が増える
筋肉は関節を動かすだけでなく、関節を支える働きもあります。筋力が低下すると、支える力も落ちてしまうため、しゃがんで立ち上がる動作で腰や膝を痛めやすくなります。産後は、ホルモンバランスの影響で関節に負担がかかりやすくなっていますが、筋力低下によって更に負担がかかりやすくなります。
・すぐに疲れてしまう。
筋肉の持久力が低下することによって、普段から歩いていた道がきつく感じるようになります。筋肉の持久力を戻していくには、ジョギングやランニングをすると足首や膝を痛めるリスクが高まってしまうため、最初は散歩から始めていくことをオススメします。
運動や筋トレを始めて体が痛くなる方は、猫背や体のバランスが崩れている可能性があります。産後骨盤矯正は、開いた骨盤を引き締めていく矯正と猫背と骨盤を整えていく矯正も含まれています。
産後から運動や筋トレを始める前に、体がどのような状態になっているのかを知ってから始めていくことをオススメします。