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デスクワークは重労働? | 豊田前山町の骨盤矯正が得意な整体院 豊田まえやま接骨院

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デスクワークは重労働?

2022.11.08 | Category: ブログ

こんにちは。院長の石田です。

立ち仕事、デスクワーク、動き回る仕事、仕事全般で見ると、作業時間がもっとも長いのは、デスクワークだと思います。デスクワークというのは、室内でエアコンのきいた部屋で座って仕事ができる恵まれた仕事と思われていますが、実際は体を動かす仕事よりも重労働で首や肩、腰に長時間負担がかかります。体を動かす仕事だと疲れたと思ってしっかり休むのに、デスクワークは重労働だという意識が低いために、さらに長時間続けてしまうことも多いと思います。リモートワークになると通勤で歩くこともなくなるのでさらに座っている時間が長くなります。デスクワークを何年、何十年と続けていくと、首から腰の筋肉が緊張したまま固まり、寝違え、ぎっくり腰になりやすくなり、首が上がらない、肩が上がらないなどの症状が出てきます。

人間の体には、動くための筋肉アウターマッスルと、姿勢を維持する筋肉インナーマッスルがあります。座ってばかりだと筋力低下も起こり姿勢を維持するための筋肉インナーマッスルが弱くなり、動くための筋肉アウターマッスルが固くなって痛みが出てきます。

更に人間は長時間同じ姿勢でいると、重力に従って下の部分に水が溜まってしまう性質があります。デスクワークの方は、足がむくむことも多いと思います。たとえよい姿勢であっても長時間動かないと体に負担がかかります。どんな椅子が体にいいのか、寝るときはどんな枕、マットレスが体にいいか、という質問をよくいただきますが、どんないいものを使っても動かないことが一番体に負担がかかりますので、30分に1回は立ち上がって動く、寝てるときは寝返りをすることが大切です。特に睡眠中は、寝返りを打たなければ、体重がかかる部分が圧迫されむくんでしまいます。寝返りというのは、同じ姿勢をしていると体がだるくなってくるので、それを自然に防御するための人間の素晴らしい反応なのですが、寝返りが打てないと、むくんで体も固まって朝起きると首が痛い、腰が痛いなどの症状がでるわけです。

悪い姿勢で座っていると首や背中ばかりに負担がかかります。良い姿勢で座っているとバランスよく負担がかかりますが長時間となると負担はかかるので同じ姿勢を続けないことが大切です。