床に座る時の良い座り方とは?
こんにちは。院長の石田です。
在宅で仕事をされている方の中では、椅子に座って作業されている方の他に、床に座って作業されている方も多いと思います。しかし、床に座る座り方として、正座、あぐら、横座り、あひる座り、長座など、種類が多く、肩こり・腰痛、足しびれなどを起こしやすい座り方も多いです。
基本的にはデスクワークをする時には椅子に正しく座るのが一番良いです。しかし、床に座る場合はどの座り方が一番良いのでしょうか?
床での座り方で多いのは正座、あぐら、長座、横座り、あひる座りがあります。
正座は左右対称に体重がかかり、骨盤が立ちやすく、背中が丸くなりにくく、よい姿勢をキープしやすく腰への負担も少ない座り方です。。しかし、足がしびれてきたり、股関節、膝、足首などが、悪い方はできなかったりもします。正座補助椅子を使って違和感なく座れれば活用するのもいいです。
あぐらは骨盤が後ろに倒れやすく、猫背になりやすい座り方です。逆にあぐらで姿勢を整えようとするとすぐに疲れて結局悪くなってしまいます。お尻にクッションを入れて骨盤が後傾しないようにすると背中を真っ直ぐにしやすいです。
長座は足の関節に負担もなく体重も左右対称にかかり、背中が真っ直ぐであればいいですが、長時間になると骨盤が後傾して背中が丸くなります。一番良いのは座椅子を活用して深く座り背もたれを倒さずに直角にして、骨盤を立てて座ると負担がかかりにくいです。
横座り、あひる座りは女性が多いと思いますが、横座りは体重が偏ってかかるので、、骨盤のねじれや歪みが生じやすく、あひる座りはo脚になる座り方です。
床に座る事が多い方は正座、長座が良い座り方ではありますが、長時間はできないので、正座補助椅子や座椅子を活用すると床でも負担がかかりにくい姿勢を取る事ができます。