姿勢とダイエットとの関係とは?
こんにちは院長の石田です。
お盆休みで体重が増えてしまいダイエットをしないと、ということはありませんか?ダイエットを始めようと思った時に、何から始めるべきでしょうか?思い浮かぶのは運動か食事制限になると思います。しかしダイエットでまず始めるべきは、姿勢改善から始めるのが一番効率がいいです。というのも、姿勢が悪いまま筋トレやランニングなどをすると、効率が悪く頑張っているけど痩せれないということが多くあります。
筋トレの場合、姿勢を改善せずに負荷を上げてしまうと、すでに日常生活で余分な負荷がかかって固くなっている筋肉にさらなる負荷が加わってしまうので、筋肉を痛めてしまって続けられなくなります。また骨格のアンバランスでの筋トレは歪んだ状態で筋肉がついたりします。
有酸素運動の場合、骨格のバランスが崩れている状態でランニングをすると片方の膝が痛くなったり腰が痛くなったりして、続けられなくなります。またバランスが悪い状態で有酸素運動をすると太ももの前にばっかり筋肉がついたり脚が細くなるどころか太くなることもあります。負担のかかる筋肉とさぼる筋肉にわかれるため効率よく運動ができません。これは普段の猫背や座りっぱなしの生活が原因で骨格のバランスが崩れ、悪い姿勢でのランニング、ウォーキングが原因です。スポーツでも同じスポーツ同じ練習をしているのに怪我の多い選手、少ない選手に分かれるのも骨格のバランスが原因かもしれません。
姿勢が悪いとお腹周りの筋肉で支えきれなかった胃腸が重力で下がり、胃下垂やぽっこりお腹の原因になり、臓器の働きが悪くなります。姿勢を改善すると臓器もあるべきところに収まり、それまで滞っていた血流が改善し、バランスが崩れていた神経系の働きも向上します。こうした臓器の働きや神経系の働きの改善によって、落ちていた代謝は上がり、身体から余分なものを自然と落としていくようになります。
姿勢を改善しながらダイエットをすればすればこうした効率が良くなり引き締まった健康的な身体を作ることができます。