~産後1、2ヶ月過ぎても尿漏れがある方へ~
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「産後1、2ヶ月過ぎても尿漏れがある方へ」です。
産後1~2ヶ月は、出産の影響によって骨盤が開いてしまう為、尿漏れになりやすくなっています。出産の影響によって起こる尿漏れは、1~2ヶ月経ってくると治まってきますが、1~2ヶ月経っても治まらいのは違うところに原因があります。
その原因として、妊娠から出産にかけて骨盤が広がってしまい、骨盤底筋群が伸ばされて緩んだ状態になっていることが関係してきます。骨盤底筋群は、骨盤や骨盤内にある臓器を支える働きと排尿を調整する働きもあります。骨盤底筋群が緩んだ状態で引き締められなくなると、お風呂へ入った時に水が入ってきたり、ジャンプして着地した時やくしゃみをした時に尿漏れを起こすことが増えてしまいます。
また、骨盤底筋群が緩んだ状態で2人目、3人目を出産すると、恥骨など骨の部分に痛みが出てくる可能性が高くなります。酷い場合、恥骨結合離開という恥骨が完全に離れてしまって引き寄せられない状態になります。そうなってしまうと、痛くて歩けなくなって日常生活に大きく影響が出てきてしまいます。
産後の骨盤底筋群の筋力は、自然に元の状態へ戻ることはありません。伸ばされて緩んでしまった骨盤底筋群は、しっかり鍛えていかないと元の状態には戻りません。恥骨結合離開になってしまった方でも骨盤を整えて、骨盤底筋群の筋力をつけていくと徐々に軽減してきます。
骨盤底筋群を鍛える方法や鍛えるのが難しい方はEMSで鍛えることもできますので、お気軽にご相談ください。