良い姿勢が続かないのはなぜ?
こんにちは。院長の石田です。今回は良い姿勢が続かない原因についてお伝えさせていただきたいと思います。
姿勢が悪いと?
姿勢が悪いと体にとって良くないということはご存知でしょうか?まず、首こり・肩こり・腰痛などの原因になります。自分にとって楽だと思っている姿勢は客観的に見ると悪い姿勢の方がほとんどだと思います。その楽な姿勢は背中の筋肉が必要以上に頑張っている状態が続きます。本来頑張る必要のない筋肉が頑張ることで、無駄に疲労がたまり筋肉が硬くなります。またイライラしやすくなったり、自律神経の乱れなどにつながります。今は「特に痛みもないし、別にいいや」と思うかもしれませんが、痛くて我慢できなくなってからだと長年の癖によって、年齢を重ねるごとに治しにくくなってしまいますので、気になる方は長年の癖になる前のほうが早く治ります。
良い姿勢が続かないのは?
しかし、いきなり姿勢を正そうとしても続かない方がほとんどではないでしょうか。姿勢を良くしようと背筋を伸ばしてみても、長年凝り固まった背中を伸ばし、日中ずっとその姿勢をキープするのは、なかなか難しいと思います。なぜなら、姿勢が悪いと背中ばかり負担がかかり、本体使いたいお腹の筋肉が長年使われていない事によって弱っていて、長時間同じ姿勢でいると疲れるからです。良い姿勢をキープするために大切なのはお腹のインナーマッスルです。お腹の力を取り戻すことによって、正しい姿勢をキープしやすくなりますし、不調の改善だけではなく、ウエストのくびれ、ぽっこりお腹の改善が期待できます。
ストレートネック、巻き肩、猫背、反り腰の原因は?
また(ストレートネック)、(巻き肩)、(猫背)、(反り腰)を改善したいと来院される方も多いですが、これらも筋力の衰えが原因の一つです。お腹のインナーマッスルが衰えると骨盤を立てた状態をキープすることができずに骨盤が後ろに倒れ、首が前に出る(ストレートネック)、肩が前に出る(巻き肩)、背中が丸くなる(猫背)になります。一方、(反り腰)は、体の前側の筋肉と、背中側の筋肉のアンバランスが原因です。しかし、これらは筋力だけではなく矯正をしていかないと難しいものではあります。
良い姿勢をキープするには?
(不良姿勢)が(筋力の衰え)につながり、また(筋力の衰え)が(不良姿勢)にもつながります。姿勢改善のためには、(筋力アップ)と(姿勢矯正)両方からのアプローチが必要です。