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整体のポイントとなる形状記憶とは? | 豊田前山町の骨盤矯正が得意な整体院 豊田まえやま接骨院

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整体のポイントとなる形状記憶とは?

2023.01.17 | Category: ブログ

こんにちは。院長の石田です。今回は整体のポイントとなる形状記憶についてお話させていただきたいと思います。

なぜ歪むのでしょうか?

女性は出産後、骨盤が開いたりなどもありますが、男性でも歪みます。それはなぜでしょうか?

 

実は、歪む原因は「悪い生活習慣」からきています。悪い生活習慣とは不良姿勢や偏った体の使い方(同じ肩でいつもカバンをかける、足を組むなど)が生活習慣になっていると歪んできます。女性で出産もして悪い生活習慣がある方は産後の歪みプラス生活習慣による歪みもあるということです。

しかし、1日、2日この動作をしたからといってすぐには歪みません。昨日まで歪んでいなかったけど朝起きたら歪んでいたということはまずないです。これらを長期間繰り返すことにより、長い期間をかけて徐々に歪んでくるのです。その為、歪みはその人の長年の姿勢や動作を物語っているいると言えます。そして長い期間をかけて歪んだ骨盤は、その状態で固定されてしまいます。

なぜ歪んだ状態で固定されてしまうか?

それは形状記憶というものが関係します。これは、もともと人の身体に備わっていて、今までの状態に戻ろうとする力が自然と働きます。整体を行う上で必ず考えていかなければならないポイントになってきます。形状記憶は長年の癖と考えていただくとわかりやすいと思いますが、歪んでいるということは、体に歪みの形状記憶がついてしまっているということです。つまり、歪みを整えるためには、「悪い形状記憶から良い形状記憶に変えていく」ことになります。

1,2回矯正を受けても症状や歪みが良くならないのは?

悪い形状記憶にすぐに戻ってしまうからです。日常生活で、ついついやってしまう何かしらの癖があるかと思います。この癖は、一度指摘されただけで、1日意識しただけで治せる人はまずいないと思います。それは癖というものは、長い期間をかけて無意識に習慣化されたものなので、その長年の習慣事態を変えなければ癖は治らないからです。つまり、歪んだ位置で形状記憶されてしまった状態を、正しい骨盤の位置で形状記憶されないと歪みは良くならなったとはいえないとういことです。

良い状態で形状記憶されても症状が良くならないのは?

良い状態で形状記憶されても症状が良くならないことがあります。そもそも歪む原因は悪い姿勢や偏った動作などの生活習慣によるものです。どんなに矯正したとしても、その後、下を向いてスマホをみたり、猫背でパソコンをしたり、足を組んでいたり、同じ方ばかりで荷物を持っていたりしたらまた悪い状態の形状記憶に戻ってしまいます。

姿勢や動作は習慣化されていますので、一回意識しただけでは気づいたらまたやっていると思います。一回ですべてを改善したり意識したりというのはかなり難しいので、正しい姿勢や動作も矯正期間とともに改善していく必要がありまです。姿勢や動作を改善していかなければ、矯正期間を終えた後また戻ってしまいます。このように、身体のメカニズムや歪みの原因をしっかり理解し、それに対して対策を行わなければ歪みや症状が良くならない場合もあるということです。

良い状態に形状記憶するには?

一定のペースと期間が必要です。当院では週1回というペースで期間は個人差ご要望によりますが、最短のゴールで2~3ヶ月をおすすめしています。悪い生活習慣の改善と身体が正しい状態に形状記憶されれば維持できるようになってきます。