足を組むと何がいけないの?
こんにちは院長の石田です。
椅子に座るとき、足を組む方は多いと思います。足を組む癖がると、体にさまざまな悪影響があります。足を組んで座っているとき、自分の体がどのような状態になっているのかを説明させていただきます。
【上半身の状態】
・背骨が側弯した状態で背骨が後弯する猫背になる。
・背骨が側弯すると肩の高さに左右差が出て、背骨が後弯する猫背になり、首が前に出る。
【下半身の状態】
・骨盤が傾き、左右対称の位置からずれる。
・股関節が不自然な角度で曲がる。
・上の膝が下の膝を圧迫する。
【結果】
姿勢の崩れ、背骨の歪み、骨盤の歪み、首肩こり、腰痛、筋肉の不均衡、血行不良、シビレ、むくみ
こうしたリスクは1回、1日足を組んだからといってなることではありませんが、毎日、何か月、何年と足を組んで座ることが癖や習慣になってしまっていると起こる可能性があります。長年の癖は意識していてもなかなかやめられないものです。
癖を治すためには?
とはいえ、足を組んで座る癖や習慣が続くと、長期的にみて身体に悪影響を及ぼすことは間違いありません。足を組む癖を治し、無意識に組まないようにするにはどうすればいいでしょうか?
1,姿勢に対して意識を持つ
足を組むことが悪い姿勢だと思っていなかった方は多いはずです。無意識に組んでしまうので気付いて正すことが必要です。気付かない方は付箋などで足を組まないなど書いて張っておくと良いでしょう。自分の姿勢を定期的に確認し、正しい姿勢を保つように意識します。足を床にしっかりとつけ、骨盤を真っ直ぐに保つことを心がけましょう。
2,同じ姿勢を長時間続けない
長時間座っている場合は、足を組んでいる時間がそれだけ長くなります。出来れば30分、最低でも1時間に1回は定期的に立ち上がってストレッチを行い、リセットすることをおすすめします。
3,正しい姿勢を知る
長年足を組んでいた方は体が歪んでしまい正しい姿勢をしているつもりが出来ていないということがあります。いしきすれば正しい姿勢が出来るか確認する必要があります。
4,筋力を強化する
正しい姿勢が出来ていても疲れて足を組んでしまうという方は、体幹の筋肉を強化することで、正しい姿勢を維持しやすくなります。
日常生活上での実践を経ても改善が難しい場合、姿勢矯正の専門である当院に相談することを検討してみてください。姿勢を矯正するための具体的なアドバイスや施術を提供しいます。