Blog記事一覧 > 遅筋と速筋、それぞれの特徴 - 豊田まえやま接骨院の記事一覧
こんにちは、松下です!
今回紹介させて頂くのは、「遅筋と速筋、それぞれの特徴」です。
遅筋や速筋というのは、筋肉の線維(筋線維)になります。筋線維は、筋肉の中にあり、それぞれの束の中に数本ずつ収まっており、スポーツや筋トレ、日常生活の中の動きに合わせて動くように作られております。
・それぞれの特徴として、、、、
遅筋は赤っぽい色のした筋線維であり、深層にある筋肉(腹横筋や腸腰筋など)に多く存在しております。持久力に優れていて、姿勢を維持する、体を支えるのに最も適している筋肉です。日常生活の中でよく使う筋肉で、酸素と脂肪、糖質を利用して筋肉を動かします。※イメージとしてはマグロになります。
速筋は白っぽい色のした筋線維であり、表層にある筋肉(太ももの筋肉や背中の筋肉など)に多く存在しております。瞬間的なパワーに優れていて、ダッシュや荷物を持ち上げることに最も適している筋肉です。日常生活ではあまり使われていなく、筋トレやスポーツ(短距離走)など、急に動く動作や重い物を持ち上げるという瞬間的な動きの時に、糖質を利用して筋肉を動かします。※イメージとしてはヒラメになります。
・痩せやすい体を作るにはどちらがいいのか、、、、
ウォーキングやプランクなどは、遅筋を主に使いますが、遅筋は酸素を利用して筋肉を徐々に動かしていくため、カロリー消費が起こるのに時間がかかります。なので、速筋線維と比べると日常生活の中でのカロリー消費量は少ないです。
筋トレの時に動く速筋は、重りを持って動かす時にカロリー消費が起こるため、カロリー消費する時間が速いです。また、速筋をしっかり鍛えると、日常生活の中でも動くようになるので、基礎代謝量が上がってカロリー消費量が増えてきます。
痩せやすい体を作るには速筋線維を鍛えた方が良いですが、赤筋線維も同時に動かしていくことで更にカロリー消費量が増えてきます。筋トレ後にウォーキング10~15分くらいがオススメです。
・ご自身で鍛えることができない方へ、、、、
ご自身で鍛えることができない方には、赤筋線維にはEMSトレーニング(楽トレ)、速筋線維には速圧トレーニング(速トレ)をオススメします。両方行うこともどちらか片方だけでもできますので、お気軽にご相談ください。